リウマチに効果のある漢方とは?

リウマチは自己免疫疾患という免疫異常で起こる病気です。
自分の免疫が何らかの異常によって関節の組織や骨を攻撃することで手足などの関節が炎症を起こし腫れや痛みが生じます。
原因がはっきり解明されていないため根治治療が難しいことから国の特定疾患、いわゆる難病に分類されており、現在は早期の治療開始で病気の進行を抑えられるようになっています。
しかし初期は一般的な関節痛と間違えやすく症状が進んでからリウマチと判明するケースも少なくありません。

リウマチと診断されてからは長期にわたる対症療法を続けて行くことになりますが、根治させるのは難しいため西洋医学の薬を長期間続けて行くことで心配される副作用を気にする人も多く、体質改善の面から症状緩和にアプローチする漢方薬への関心が高まっています。
西洋薬は急性症状に効果的で漢方薬は慢性症状に良いと言われ、炎症や痛みを素早く抑える即効性に長けた西洋薬と並行して、症状への作用は穏やかながらも炎症を悪化させにくい体質に導くことが期待できる漢方薬は、近年病院でも処方されるようになって来ました。

漢方による治療は漢方薬を使うほかハリや灸による治療もありますが、薬局やドラッグストアで購入できる漢方薬から、リウマチへの効果効能を持つ種類を探して購入し試すという方法もあります。
漢方薬は副作用が少ないと言われていますが、効果が高いものほど強い生薬が配合されていることもあるため、病院でリウマチの治療を受け西洋薬を処方されている場合はその成分と飲み合わせが悪くないかどうかをしっかり確認しておく必要があります。

漢方薬も飲み合わせや副作用について医師や薬剤師に相談する必要がありますが、なによりもまず体質に合った漢方薬の処方を受けることが重要です。
本来は漢方医に脈診や舌診などで体質や体調を見極めてもらってから最適な薬を処方してもらって服用することが望ましいとされます。
体質に合った生薬が配合された漢方薬を長期に服用し少しずつでも体質改善を進めることで、リウマチの炎症を悪化させにくい身体に導いて行くことも期待できます。

リウマチに効果のある漢方3選

リウマチに効果があると言われる漢方薬には幾つかの種類があり、同じ効果効能を示している薬でも名称が違うものが幾つかあるのは、体質や症状によって処方される薬の種類が違って来るからです。
慢性症状への効果に優れた種類が多い漢方薬は、長期間の服用を続けてこそ体質改善に導かれ病気に対抗する体力を身に付けることも可能になって来ます。
そのため、最初に体質を診断してもらって最適な薬の処方を受けてこそ、薬本来の有効成分を最大限に生かしながら副作用リスクも抑えることができます。

リウマチに効果がある漢方薬で知られているのはケイシカジュツブトウやヨクイニントウ、エッピカジュツトウと呼ばれる3つです。
これらの薬も体質改善を助けながら慢性疾患の症状緩和に役立つ薬ですが、関節の痛みや炎症の熱に対して特に良い効能を持っていることでリウマチへの効果が期待されています。

ケイシカジュツブトウ
冷え性で体力が無く関節の腫れや痛みに悩む人に処方される薬です。 体力の有無は、体質を見極めるポイントの一つで冷え性による全身の血液循環の悪さも重視されます。 ケイシカジュツブトウは身体のめぐりを良くして温める方向で作用するため、体力があって暑がりの人には不向きとされます。
ヨクイニントウ
神経痛緩和に役立つ薬として知られていますが、関節に溜まった水分を除去し熱を発散させる効能を持つことから炎症によるリウマチの関節痛緩和も期待できます。 体力が中程度の人に向く薬で、虚弱体質や発汗が多い人には向かないとされます。
エッピカジュツトウ
虚弱体質の人や胃腸が弱く汗が多い人には不向きですが、比較的体力がある人の関節の腫れや痛みを緩和させる効能を持っています。 発汗を促して全身のめぐりを良くすることで関節の不調を緩和して、特に腫れを鎮めることに効果を発揮します。